カクテルとは、ウイスキー・ブランデー・ジンなどをベースに、
果汁・ビターズ・香料などを混ぜ合わせた混合酒のことです。
ビターズとは薬草から作られたお酒で苦みがあるため、
それ単体で飲まれることはほとんどありません。
食欲増進や急性アルコール中毒の予防などの効果が期待できますが、
カクテルにおいては主に風味付けの役割をしています。
カクテル(cocktail)という呼び名の由来は諸説あるようですが、
その昔、イギリス船がメキシコの港に入港した際に、
現地の混合酒に興味を持ち、「それは何か」訊ねたところ、
お酒ではなく、かき回していた棒のことを言われたと思った現地の人間が
「鶏の尻尾です」と、棒の名称を答えたというのがよく伝えられる説となっているようです。
カクテルは簡単にいうと混合酒となりますが、
単なる混ぜ合わせたお酒というよりも、
綿密な作り方とレシピに基づいた芸術であると個人的には思います。
同じカクテルでも、レシピは微妙に異なりますが、
この微妙なさじ加減もまたカクテルに携わる人間としてはこだわりたいところです。
まさに宝石に喩えるのがふさわしい見た目の美しさと、
オリーブの実やフルーツを使ったデコレーションの細やかさ、
カクテルにまつわる逸話の多さがカクテルファンを魅了してやみません。
そのカクテルが誕生した背景や、使われているお酒についての知識を知ることで
カクテルの世界はさらに奥深いものになります。
カクテルについての書籍はレシピ集も含め、
勉強になるばかりか読み物としても大変面白いのでおすすめです。
スポンサード リンク